今日のテーマは「ミノムシになろう!」です
冬になり葉っぱが落ちると、
風に揺れるミノムシが目立つようになるのですが、
最近はめっきり見かけなくなりました。
中国から入ってきた天敵のハエが原因だそうです。
公園に到着!
子どもたちは開けた場所を走り回って体がぽかぽかに。
いつの間にか、みんなコートを脱いでいます。
そのあと、みんなで集めたクヌギなどの葉っぱで
「木の葉のベッド」作りです。
「わー」 「きゃ〜」 「ふぁー」 「ひゅぉ〜」
テンション高く、みんな口々にオノマトペを叫びながら、
葉っぱを散らしたり、葉っぱの中にもぐったり・・・
大さわぎ
そうして、厚さ50センチもあるふかふかの葉っぱの上に
上手にシーツを被せたら、すてきな「木の葉のベッド」の完成!
みんなで横になって、「気持ちいい〜」
この落ち葉も時が経つと土に還っていきます。
「豆みたい!」と女の子
二本の大木に吊ったハンモックは
色が緑なのでまるでエンドウマメのようです。
こどもたちがふたりずつ入ってお豆さんになります。
ハンモックから出る時が大変です。
何とかサヤから出てきました。
”木の葉のベッド”と、ハンモックの”森のベッド”で遊んだあとは
今日のテーマの「ミノムシになろう!」です。
落ち葉のうえを転がって、葉っぱや木の枝を体にくっ付け、変〜身!
ミノムシになってロープにぶら下がります。
ミノムシになり切り
「もっと、もっと揺らして−」の声があがります。
そのあとは、室内でミノムシの絵本教室です。
ミノムシの一生の物語
子どもたちは、どんどん前のめりになって
”その先その先、ミノムシはどうなるの?”と興味津々
以前はミノムシの皮は財布やバッグなどにも使われるなど、
深いかかわりがある生き物です。
ハエの天敵のハチやクモが発見され
減少のスピードが遅くなる可能性もあるようですが、
(生態系すごいですね)
ミノムシを見たことがない子どもが増えていくのかな・・・と
姿が見えなくなって少し寂しい気持ちになった冬の公園でした。