ハックルベリーくらぶ2019 東京キッズ
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〜「子どもは未来を拓く天才だ!」
自然の中で好奇心をひきだし、未来を拓く、生きるチカラを育みます〜
【対象者】小学1年生〜小学4年生 20名程(最小遂行人数5名)
【日程、内容】
2019春夏 --------------------------------
4月21日(日)
春を探そう! 森のビンゴ大会 夢の島公園(江東区)
集合10:30/解散16:30 新木場駅
5月25日(土)
江戸時代から続く農家の屋敷林たいけん 農家(杉並区)
集合09:00/解散17:30 銀座
6月30日(日)
磯あそび”命のかんさつ” 神奈川県横須賀市
集合08:00/解散17:30 銀座
7月20日(土)
ムシムシ探検隊 葛西臨海公園
集合10:30/解散16:30 葛西臨海公園駅
2019秋 --------------------------------
9月14日(土)
道具を使おう! ナイフ・ノコギリ 辰巳の森海浜公園(江東区)
集合10:30/解散16:30 辰巳駅
10月20日(日)
秋の森カフェ ドングリコーヒーづくり 辰巳の森海浜公園(江東区)
集合10:30 新木場駅/解散16:30 辰巳駅
11月9日(土)〜10(日) 1泊2日
ファーストキャンプ秋 千葉県柏市
集合09:00/解散17:30 銀座
12月15日(日)
お正月のお飾りづくり 夢の島公園(江東区)
集合10:30/解散16:30 新木場駅
2020冬 --------------------------------
1月19日(日)
森のヒミツ基地づくり 夢の島公園(江東区)
集合09:45/解散16:00 新木場駅
2月16日(日)
小さな冒険の旅! 〜浅草からスカイツリーへ〜
隅田川を西から東へ 小さな冒険の旅へ出かけよう!
集合10:00 雷門
解散17:00 銀座 (又は16:30 押上)
※状況により内容が変更になる場合があります。
(雨天実施)
【参加費】
年間コース 〔10回〕76,000円(宿泊キャンプ1回含む)
季節コース
・春夏コース〔4回〕28,000円
・秋コース 〔4回〕39,000円(宿泊キャンプ1回含む)
・冬コース 〔2回〕14,000円
1回の参加も受付けます。
日帰り 7,500円
宿泊キャンプ 20,000円
※事前に会員登録が必要です。但し、初回に限り体験参加ができます。
(年会費 3,000円 4月〜3月)
(体験参加は入会金・会費無し。参加費のみ)
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〜プログラムスタッフ研修会&交流会〜
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第一線の講師から、ラフな雰囲気の中で
「子どもの自然体験活動」のリーダーや指導者
として役立つ考え方や知識などを学びます。
参加費無料 / 事前申込み制
■開催
「こどものための環境教育 連続セミナー&ワークショップ」終了後の午後
http://morinogakkou.jugem.jp/?eid=579
セミナーと一緒のご参加をおすすめします。
■対象者
子どもの自然体験活動の指導に関心のある方
初心者・未経験者歓迎!
■日程
○ 2017年 11/26(日)13:00〜15:30(予定)
講師:磯部錦司氏
椙山女学園大学 教育学部 子ども発達学科 教授
「子どもの造形教育」をベースとした内容です。
〜美術・アート・創作活動etc〜
○ 2017年 12/ 2(土)13:00〜15:30(予定)
講師:平野吉直氏
信州大学 理事、副学長
「子どもの野外教育」をベースとした内容です。
〜キャンプ・野外活動etc〜
■午前に開催するセミナーの内容
講師のプロフィールです。
「都市に暮らす幼児の保護者に向けた、幼児期の自然体験に関するセミナー」
〜こどものための環境教育 連続セミナー&ワークショップ〜
http://morinogakkou.jugem.jp/?eid=579
○ 2017年 11/26(日)
「自然・アート –子どもが命と会話するとき-」
時間:受付9:30 開始9:45 終了11:45
会場:ティアラこうとう
後援:江東区教育委員会
講師:磯部 錦司(いそべ きんじ)氏
椙山女学園大学 教育学部 子ども発達学科 教授
美術教育研究者、作家、実践者の三者の立場から、
生命観・自然観と「アートを通した子どもの学び」について独自の視点で追求している。
主な活動に、デンマーク、ドイツ、フランス、チェコ、オーストラリア、タイ等と
日本における子どもたちとの「生命(いのち)の会話プロジェクト」など。
主な著書に、『自然・子ども・アート―いのちとの会話』(フレーベル館)、
『保育のなかのアート: プロジェクト・アプローチの実践から』(小学館)、
『子どもが絵を描くとき』(一藝社)など。
○ 2017年 12/ 2(土)
「子どもの心と体をはぐくむ自然体験」
時間:受付9:30 開始9:45 終了12:15
会場:文京シビックホール
後援:文京区教育委員会
講師:平野 吉直(ひらの よしなお)氏
信州大学 理事、副学長
国立那須甲子少年自然の家、文部省生涯学習局青少年教育課を経て現職。
研究分野は、野外教育。
研究課題は、野外教育活動が子どもに及ぼす教育効果の分析など。
『野外教育入門―やさしくわかる自然体験活動』
「幼児期に豊富な自然体験活動をした児童に関する研究」など著書、論文多数。
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自然の中での体験は、子どもの好奇心を引き出し、
子どもを大きく成長させてくれます。
小学1年生〜4年生
秋コース 4回 9/17(日) 10/7(土) 11/12(日) 12/16(土)
冬コース 2回 1/20(土) 2/18(日)
※1回の体験参加も受付けます。
〔内容〕
○ 秋コース 4回
9/17(日) 「ムシムシ探検隊」葛西臨海公園
10/ 7(土) 「江戸時代から続く屋敷林の農家たいけん」杉並区
11/12(日) 「秋の森アソビ!」夢の島公園
12/16(土) 「お正月の準備をしよう!〜しめ縄づくり〜」夢の島公園
○ 冬コース 2回
1/20(土) 「”森のゆうえんち”つくってアソボウ!」夢の島公園
(最終回2回の冒険の打合せもする予定です)
2/18(日) 「小さな冒険の旅に出かけよう!」
東京ど真ん中横断 日比谷公園〜皇居外苑
〔集合/解散〕
○ 9月、10月、2月
集合9:00/解散17:15
千代橋公園(銀座)最寄り駅「東銀座」「築地市場駅」
※2月は多少変更の可能性が有ります。
○ 11月、12月、1月
集合10:30/解散16:30
新木場駅(東京メトロ有楽町線/JR京葉線/りんかい線)
〔参加費〕
○ 秋コース 4回 20,000円
○ 冬コース 2回 10,000円
1回の参加も受付けます。6,000円/回
参加には会員になってください。3,000円(4月から3月の1年間)
※一般の方の体験参加も受付けます。 7,000円/回
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森の学校 ファミリー ピクニック
たき火でS'moreなどアウトドアクッキング
原っぱ遊びなど
早春の自然を家族で楽しもう!
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2018年3月18日(日) 10:00〜15:30
〔場 所〕夢の島周辺(東京都江東区)
〔対 象〕ご家族
〔参加費〕
会員 1名 2,500円
※ご家族の中でおひとりでも会員でしたら、ご家族全員対象に。
一般 1名 5,000円
「都市に暮らしていても、
子どもたちには自然とふれあいのびのびと育って欲しい!」
4歳〜6歳のお子さまを対象に、水曜日の午後に開園しています
〔場所〕夢の島公園(東京都江東区)や、その周辺など
ペアくらぶ(親子で参加) ---- 第1水曜日 (1月のみ第3水曜日)
キッズくらぶ(子どものみ)---- 第3水曜日 (1月のみ第4水曜日)
「ふくるる森のようちえん」では、
五感を大切に、自然の中で子どもたちの豊かな感性をはぐくみます。
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ペアくらぶ
4歳〜6歳のお子さまと、その保護者
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親子で同じ体験をして、学びをより深いものに!
■日程
○秋コース
4回 9/6(水)、10/4(水)、11/1(水)、12/6(水)
○冬コース
2回 1/17(水)、2/7(水)
■集合/解散
14:00 新木場駅 (東京メトロ有楽町線/JR京葉線/りんかい線)
16:30 夢の島公園
※回により多少の変更の可能性有り
■参加費
秋コース(4回) 親子2名 12,000円
冬コース(2回) 親子2名 6,000円
(1回の参加も受付けます。親子2名 3,000円)
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キッズくらぶ
4歳〜6歳のお子さま
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子どもの自発性を促し、自立心を養います!
■日程
○秋コース
4回 9/20(水)、10/18(水)、11/15(水)、12/20(水)
○冬コース
2回 1/24(水)、2/21(水)
■集合/解散
千代橋公園(銀座) 最寄り駅「東銀座」「築地市場」
13:30/17:30
■参加費
秋コース(4回) 20,000円
冬コース(2回) 10,000円
(1回の参加も受付けます。5,000円)
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「ふくるる森のようちえん」では、
幼児の遊び、自然保育、野外保育を実施し
人間力・創造力を養います。
○遊びを生み出す
葉っぱを飛ばしてみたり、走り回り、とぶ虫をつかまえたり。
自然の中は遊びの宝庫。何でも遊びの対象です。
○観察力・気づく力
動く虫や小さな花、ガサガサの葉っぱやいい香りの葉っぱ、
土のぬくもりなどを発見し、気づく力を育みます。
○自由に創作!
自然は想像力の宝庫。五感を使い素材を集め、自由に発想して
ネイチャークラフトなど自然のいのちをカタチにします。
○予定外への対応
自然の中は予定がいっぱい。カマきりの孵化に出合ったり、突然の雨など、
ハプニングを楽しみ対応する力を身につけます。
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〜こどものための環境教育 連続セミナー&ワークショップ〜
子供の成長に必要な自然からの学びを、
様々な分野の専門家から直接伺う貴重なセミナーです。
参加費無料 事前申込み制
対象:幼児を持つ親、子どもの自然体験に関心のある方
第1回 10/17(火)環境教育 終了
第2回 11/ 5(日)自然教育 終了
第3回 11/21(火)子どもの感性
第4回 11/26(日)造形教育
第5回 12/ 2(土)野外教育
第1回 10/17(火)≪終了≫
「幼児期は“知識や知恵を生み出す種子”を育む土壌を耕すとき」
講師:小澤 紀美子(こざわ きみこ)氏
東京学芸大学名誉教授、東海大学大学院客員教授、こども環境学会元会長
後援:江東区教育委員会
時間:受付9:30 開始9:45 終了11:45
会場:江東区文化センター
第2回 11/ 5(日)≪終了≫
「自然観察は人間の中核を創る」
講師:菅井 啓之(すがい ひろゆき)氏
京都光華女子大学 こども教育学部 教授
後援:千代田区教育委員会
時間:受付10:15 開始10:30 終了13:10
会場:千代田区立日比谷公園文化館
第3回 11/21(火)≪募集中≫
「子どもと一緒に小さな自然を見つけよう」
講師:上遠 恵子(かみとお けいこ)氏
レイチェル・カーソン日本協会会長、エッセイスト
協力:レイチェル・カーソン日本協会
時間:受付9:30 開始9:45 終了11:45
会場:中央区立環境情報センター
第4回 11/26(日)≪募集中≫
「自然・アート –子どもが命と会話するとき-」
講師:磯部 錦司(いそべ きんじ)氏
椙山女学園大学 教育学部 子ども発達学科 教授
後援:江東区教育委員会
時間:受付9:30 開始9:45 終了11:45
会場:ティアラこうとう 大会議室
第5回 12/ 2(土)≪募集中≫
「子どもの心と体をはぐくむ自然体験」
講師:平野 吉直(ひらの よしなお)氏
信州大学 理事、副学長
時間:受付9:30 開始9:45 終了12:15
会場:文京シビックホール 会議室 (チラシ制作後に決定)
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NPO法人森の学校
〒104-0061東京都中央区銀座七丁目18-13-203
TEL: 03-5565-1144(平日11:00〜18:00) FAX: 03-5565-1199
E-Mail: morinogakkou@kankyou.info
ホームページ : http://www.morinogakkou.jp/
Facebook: https://www.facebook.com/morinogakkou.official/
こころが動いたらスマホで募金 「かざして募金」
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★★ハックルベリーの夏休み
〜小さな冒険の旅に出かけよう!〜
8月10日(木)〜13日(日) 3泊4日
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里山の木造校舎とそのまわりの自然が舞台です。
校舎の下を流れる清流で、
生き物かんさつや、
川とそのまわりの貴重な命のつながりを遊び学びます。
校舎の裏に広がる里山の生き物たちや、
地元の方々とのふれあい
里山は、遊びと冒険、学びにあふれています。
そして、森や川など自然の中での仲間との協力体験が
子どもたちを大きく成長させてくれます。
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【日 程】2017年8月10日(木)〜13日(日) 3泊4日
【対象者】小学3年生〜中学3年生 15名程
【場 所】森の学校「那須・なかがわ校」
(栃木県那須郡那珂川町 旧健武小学校)
【集 合】JR宇都宮駅9:45 / JR上野駅7:10(予定)
【解 散】JR宇都宮駅15:30 / JR上野駅18:50(予定)
上野駅集合・解散の場合は、別途宇都宮間のJR料金が必要です。
(小学生往復1,940円 中学生往復3,880円)
【参加費】ひとり33,000円
兄弟での参加の場合は、ひとり30,000円
(プログラム費、施設利用料、バス代、食材費、保険料他含む)
【内 容】
川で遊ぼう---清流の生き物かんさつや、
川とそのまわりの貴重な命のつながりを遊び学びます。
里山たんけん---里山は生き物がいっぱい!
暗闇たいけん----真っ暗闇の世界は、人の本能がよみがえります☆彡
語り部----地元の語り部の方に、地域に昔から伝えられている話を伺います
など
◇申込み方法
1.氏名(子ども・保護者) 2.学年 3.ご住所
4.ご連絡先(TEL、FAX、E-mail(お持ちであればデータ受信可能なアドレス)
を明記して、メールまたはFAXでお申込みください。
昨年の様子です
1日目 https://www.facebook.com/morinogakkou.official/posts/757920104311726
2日目 https://www.facebook.com/morinogakkou.official/posts/758458714257865
3日目 https://www.facebook.com/morinogakkou.official/posts/759037284200008
4日目 https://www.facebook.com/morinogakkou.official/posts/759349420835461
]]>今日のテーマは「森のヒミツ基地をつくろう!」です
子どもたちは、毎回
“今日のテーマは何?” と聞いたり、
“今日は○○だよねぇ” と当てっこしたり・・・
今日は何で遊ぶのか興味津々です。
「みんなで、森のヒミツ基地をつくろう!」
との声に、子どもたちは大喜びで、スタッフに飛びつきます。
いつものように走り回って遊んで、ぽかぽかになった後、
基地づくりの作戦会議です。
ユーカリの大木の剥げて落ちた樹皮や
地面のツタを集めてつくることにしました。
子どもたちが、それぞれに分かれて、
基地の材料探しに出発!
最後に松ぼっくりを飾った
自慢の看板を取り付けて「森のヒミツ基地」の完成です。
「だれから中に入る?」
「僕から!」
「私から!」
じゃんけんして、ひとりずつ中に入っていきます。
完成した基地の中で、
身を寄せ合って冬を越す動物や虫などのお話を聞きました。
子どもたちも、ヒミツ基地の中で身を寄せ合って
そんな動物たちのような気分になれたのかもしれないですね。
「冬を越している生き物を探してみようか」
「やった!」
子どもたちが、次々と森のヒミツ基地から飛び出して
冬越しをしている生き物探しに出発です!
それぞれに分かれて、
葉っぱの下を探したり、
朽ちた木の中を見てみたり
そうして、大きな石をめくってみると・・・
たくさんのダンゴムシを発見!
子どもたちが一斉にあつまってきます。
木の皮の内側をのぞいてみると・・・
ヤモリのカップルがいました!
つぶらな瞳のヤモリは人気者です。
とてもやわらかい体をしています。
最初おっかなびっくりだった子どもも
一旦、手にしてみると、
つきたてのお餅のようにやわらかい体に
さわり心地のよさを感じたようです。
どこでも自由に貼りつくことができる、手足の先も
ルーペをつかって、じっくりと見ました。
モップのようになっています。
さわるとガサガサしています。
不思議ですね〜
このヤモリの仕組みにヒントを得た
強力な粘着テープが開発されています。
冬ごもりの途中で起こした生きものは
急いでもといた場所に帰しました。
どうもありがとう。
もうしばらく、
暖かい春がくるまでゆっくり休んでくださいね。
]]>
今日のテーマは「いのちの根っこ」です。
少しずつ芽が膨らんできたサクラの木の下を走り回って遊んだ後
みんなで草の様子を観察しました。
開いた葉っぱが地面にペタッとくっついています。
陽当たりの良い場所に行くにしたがって
どんどん葉っぱが起き上がっているのに気がつきました。
〜どうしてかな?
みんなで考えます。
それから、斜面の草の根を優しく掘り下げていくと、
いろんな根っこが出てきました。
髪の毛のような細かな根がたくさんあるもの
ゴボウみたいな太い根のものなど様々です。
〜地面の下の根っこは、どんな形をしているのかな?
興味津々です。
根を切らないように掘りあげようと
お母さんと一緒に、慎重&真剣です。
先に進むにつれて、だんだん、陽当たりが良くなっていきます。
ぽかぽか太陽気持ちいいね〜
行く手に、樹々が途切れ、
そこに陽の光がさんさんと降り注いでいるのが見えます。
先を進んでいた子どもが、大きく手を挙げて何かさけびながら
走って戻ってきました。
「お花畑だよ! お花畑だよ!」
丘一面が、ヒメオドリコソウのお花畑になっていました。
子どもたちは、走ったり、踊ったり、転がったり・・・
お花畑に、春をみつけて
大騒ぎです
小さな畑にも行きました。
ふかふかの土は、スコップを入れると、
すぅーと、根っこが持ち上がります。
子どもたちは、根っこの宝さがしに夢中になって
びっくりするほどの集中力です。
畑の栄養をたっぷり吸収して、
横綱級に立派に育っている草も。
これは、地面の奥深くまで根っこがのびていて
大きなシャベルで掘りあげました。
それから、野菜のかんさつもしました。
「おいしい根っこもあるんだよ」
「な〜んだ」
自分が掘った
”お気に入り根っこ”をじっくりと観察します。
それから、「いのちの根っこ」の絵を描きます。
根っこのまわりには、
固い土、柔らかい土・・・いろいろな土があったね
土の中に、さらに土の塊もあったね
今日のポカポカ青空を描いたり
根っこ探しをしている自分を物語のように描いたり・・・
そうして、「いのちの根っこ」の絵の完成です。
今日は、根っこの大切な2つの働きを学びました。
土の中の水や栄養を吸収すること
自分の体(葉っぱや茎など)をしっかりと支えること。
この2つは、植物の命に関わる大切な役割ですね。
「いのちの根っこ」です
これをきっかけに、
いつか、目に見えないもの(ところ)に、大切な役割があることに気づいて、
目に見えていないものへ、思いをはせてくれると嬉しいですね
]]>今日のテーマは「ミノムシになろう!」です
冬になり葉っぱが落ちると、
風に揺れるミノムシが目立つようになるのですが、
最近はめっきり見かけなくなりました。
中国から入ってきた天敵のハエが原因だそうです。
公園に到着!
子どもたちは開けた場所を走り回って体がぽかぽかに。
いつの間にか、みんなコートを脱いでいます。
そのあと、みんなで集めたクヌギなどの葉っぱで
「木の葉のベッド」作りです。
「わー」 「きゃ〜」 「ふぁー」 「ひゅぉ〜」
テンション高く、みんな口々にオノマトペを叫びながら、
葉っぱを散らしたり、葉っぱの中にもぐったり・・・
大さわぎ
そうして、厚さ50センチもあるふかふかの葉っぱの上に
上手にシーツを被せたら、すてきな「木の葉のベッド」の完成!
みんなで横になって、「気持ちいい〜」
この落ち葉も時が経つと土に還っていきます。
「豆みたい!」と女の子
二本の大木に吊ったハンモックは
色が緑なのでまるでエンドウマメのようです。
こどもたちがふたりずつ入ってお豆さんになります。
ハンモックから出る時が大変です。
何とかサヤから出てきました。
”木の葉のベッド”と、ハンモックの”森のベッド”で遊んだあとは
今日のテーマの「ミノムシになろう!」です。
落ち葉のうえを転がって、葉っぱや木の枝を体にくっ付け、変〜身!
ミノムシになってロープにぶら下がります。
ミノムシになり切り
「もっと、もっと揺らして−」の声があがります。
そのあとは、室内でミノムシの絵本教室です。
ミノムシの一生の物語
子どもたちは、どんどん前のめりになって
”その先その先、ミノムシはどうなるの?”と興味津々
以前はミノムシの皮は財布やバッグなどにも使われるなど、
深いかかわりがある生き物です。
ハエの天敵のハチやクモが発見され
減少のスピードが遅くなる可能性もあるようですが、
(生態系すごいですね)
ミノムシを見たことがない子どもが増えていくのかな・・・と
姿が見えなくなって少し寂しい気持ちになった冬の公園でした。
]]>今日のテーマは「ふゆめかんさつ隊」です。〜ふくるる森のようちえん
寒い冬の間、じっと耐えながら春を待つ植物たちがいます。
しかしただ我慢しているだけではないのです。
それぞれが独自の工夫をして寒さや乾燥から体を守っています。
今日は、そんな工夫を植物から学ぶ1日です。
先ずはかんさつの大切なルールについて。
それは1分間、じっとひとつのものを見続けること。
1分間って思っている以上に長いものです。
じっくりと見続けると、
それまで見えなかったものが、見えてきます。
気づかなかったことに、気がつきます。
(新たな発見)
そうして、沢山の大切なことを学んでいきます。
さあ、10倍ルーペを首に下げて「ふゆめかんさつ隊」出発です!
「こっちにおもしろいのが、あるよ〜!」
おもしろい冬芽を発見した子どもが、
大声をあげて、みんなのところへ走っていきます。
みんなが集まってきました。
「カマキリの手(カマ)みたい」
「ウサギみたい」
「風に吹かれて髪がぶぁーってなっているみたい」
子どもたちは、みぶりてぶりで、冬芽のまねをしています。
じっくりと見ると、冬芽がいろいろなカタチにみえてくるね
カチカチ
モコモコ
フワフワ
トゲトゲ
ゲンコツのようなもの・・・
(この冬芽は、どんなカタチをしているのかな?)
いろいろな冬芽を
子どもたちもお母さんも、食い入るように見ています。
アジサイ、クヌギ、サクラ、ハナミズキなどが楽しくなるような工夫をしています。
観察したものを、忘れないように、白いハンカチにクレヨンで描いていきます。
かまきりや、きつね、うさぎ・・・
いろいろなものに似ているふゆめを見つけたね
冬芽にいろいろな色があるのを発見したね
枝のさきっぽについている冬芽やは大きくて
枝の途中についている冬芽は小さかったね。
枝の左右についている冬芽もあったね
赤いコートを着ている冬芽もあったね
みんなの冬の思い出の出来上がりです。
今日、みんなが発見したふゆめたち
春にはどうなっているかな?
ふくるる森のようちえんは、年間を通して
自然とふれあいながら、自然の不思議を見つめていきます。
]]>「自然の素材で、クリスマスリースを作ろう!」です。
今日は公園の森で、
子どもたちが自然の素材を集めて、
クリスマスリースを作ります。
クズのつるを曲げて輪っかにした
リースの土台です。
自然の素材なので、
大きさやカタチもいろいろなのが良いですね。
ドングリや松ぼっくり、
青い葉が付いたつるなど
リースを飾る材料を、
公園の森の落ち葉の中から探します。
とんがったドングリや、
まるいもの、帽子がついたものなどを
次々と見つけて、歓声が飛び交います。
たくさんの松ぼっくりを発見した子が
「こっちにたくさんあるよ!」と
両手を広げて大きな声で、
他の子どもたちに教えています。
大きな松ぼっくりは、
まるで宝物を扱うように、
大切そうに胸にかかえて運んでいます。
地面にはっていた、青い葉っぱが付いたつるを
リースの土台にまきつけます。
次は、リースの飾りつけです。
自分が集めた松ぼっくりやドングリなどの
レイアウトを考えます。
身長の半分ほどもあるリースの出来上がりです。
特に、松ぼっくりの存在感に、
子どもたちもお母さんも感激です。
自然の素材がもつ優しい感触や
心を和ませる色合いに
とても興味深かそうです。
こうした小さな体験の積み重ねから
子どもたちが身近な自然に魅力を
感じ取ってくれたら嬉しいですね。
]]>
自然の中での人間教育・環境教育を実現するために
NPO法人森の学校への寄付をお願いいたします。
100円からお気軽に
ご支援方法は3つです。
【1】【2】は「ソフトバンクかざして募金」経由の寄付になります。
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【1】 携帯電話料金と一緒に寄付
〜スマホの場合、2ステップ簡単寄付〜
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ソフトバンクのスマホをご利用の方は携帯電話料金と一緒にご寄付いただけます。
寄付額は100円からとなっており、100円から10000円の6つの金額から選択できます。
また1回のみのご寄付だけではなく、毎月継続的にご寄付いただくこともできます。
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【2】 クレジットカードで寄付
〜ソフトバンクかざして募金経由で安心寄付〜
------------------------------------------------------------
クレジットカードでのご寄付いただけます。
金額は100円からとなっており、100円から10000円の6つの金額から選択できます。
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【3】 郵便局・銀行振り込みで寄付
〜郵便局口座をお持ちの方は振込み手数料不要(ATM利用の場合)〜
------------------------------------------------------------
下記振込先へ寄附金の銀行振込みをお願い致します。
ゆうちょ銀行 〇一九店(ゼロイチキュウ)
口座番号 0535640 (当座)
口座名 特定非営利活動法人 森の学校
※郵便局のATMを使用する場合、記号:00140 番号:535640です。
※窓口で振込取扱票を使用する場合、口座番号:00140-2-535640です。
※通信欄に、?氏名 ?ご住所 ?電話番号 ?メールアドレスの他、?「寄付」とご記入ください。
※金額は、100円からとなっています。
(年間3,000円寄付していただけますと有難く思います)
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みなさまへ
「NPO法人森の学校」は1993年に開校した自然学校です。
当時、不登校や校内暴力など子どもたちを取り巻く環境が悪化していました。
解決策のひとつとして自然を舞台に環境教育や人間教育を実施してきました。
しかし、現在、いじめや親の虐待など様々な理由から
将来への希望を失っている子どもが増えています。
子どもたちを取り巻く環境は改善されていません。
「NPO法人森の学校」では、
子どもたちが森・川・海などで自然や人とふれあい、
自然の中で思いっきり遊び学ぶ体験を通して、
豊かな感性や生きるチカラを育み、自分への自信を養い、
人間関係力も取り戻す活動に取り組んでいます。
いただいたご支援は、
「子どもたちの体験プログラムの実施」と、
「子どもたちが生きる力と自信を得るための体験技術を持つ人材の育成」
に使わせていただきます。
ぜひ、「NPO法人森の学校」の活動に賛同いただき、ご支援をお願いいたします。
【事務局】
NPO法人森の学校
〒104-0061東京都中央区銀座七丁目18-13-203
TEL: 03-5565-1144(平日11:00〜18:00) FAX: 03-5565-1199
E-Mail: morinogakkou@kankyou.info
ホームページ : http://www.morinogakkou.jp/
Facebook: https://www.facebook.com/morinogakkou.official/
blog: http://morinogakkou.jugem.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/morinogakkou.official/
]]>
〜都市に暮らしていても、
子どもたちには自然とふれあいのびのびと育って欲しい〜
との思いで開園しています。
4歳から6歳のお子さまと、その保護者を対象に、
夢の島公園(東京都江東区)とその周辺で水曜日の午後に開園します!
【日程/内容】
野外での自然遊びを中心に「幼児の環境教育プログラム」
※状況等により内容が変更になる場合があります(雨天実施)
<春夏>
2019年
4月24日(水) 春を探そう! 〔親子〕
5月22日(水) お花とムシは仲良しだね〔子ども〕
6月19日(水) 干潟は命のゆりかご 〔親子〕
7月17日(水) ムシムシ探険隊 〔子ども〕
<秋>
9月18日(水) 虫の目になろう! 〔子ども〕
10月16日(水) タネって不思議 〔親子〕
11月20日(水) 秋の葉っぱでアソボウ!〔子ども〕
12月18日(水) お正月のお飾りづくり 〔親子〕
<冬>
2020年
1月22日(水) 木や草は冬どうしているの?〔子ども〕
2月19日(水) 森の冒険アソビ 〔親子〕
【対象者/集合・解散】
〔親子対象〕
14:00 新木場駅(東京メトロ有楽町線、JR京葉線、りんかい線)
16:30 現地(夢の島公園)
※6月19日(水)は、13:00 妙典駅(東京メトロ東西線)/16:00 現地(江戸川河口)
〔子どものみ〕
13:30 銀座(千代橋公園)
17:00 新木場駅(東京メトロ有楽町線、JR京葉線、りんかい線)
【参加費】
子ども1名、親子プログラムは親子2名
年間コース 45,000円(10回)
季節コース 春夏コース 20,000円(4回)
秋コース 20,000円(4回)
冬コース 10,000円(2回)
1回の参加も受付けます。 6,000円(1回)
※事前に会員登録が必要です。(年会費3,000円(4月〜翌3月))
但し、初回に限り体験参加ができます。(年会費不要、参加費のみ)
【事務局】
NPO法人森の学校
〒104-0061東京都中央区銀座七丁目18-13-203
TEL: 03-5565-1144(平日11:00〜18:00) FAX: 03-5565-1199
E-Mail:pmember@morinogakkou.jp
ホームページ : https://www.morinogakkou.jp/
今日は、子どもたちが落ち葉を集めて、
火をつくります。
火が消えたようなところも、
空気を吹き込んでやると、
再び火が生き返ります。
空気を吹き込む道具として、
"火吹き竹"を使います。
火吹き竹は初めて使います。
それでも、
すぐにコツをつかみます。
ノコギリも挑戦します。
拾った木の枝をノコギリで小さく切って
焚火にくべる薪も子どもたちでつくります。
今度は、スモアの準備です。
小枝を削って、
マシュマロを刺す串を作ります。
カッターナイフの使い方にも
徐々に慣れてきて、
きれいな先端ができてきます。
出来上がった串にマシュマロを刺し、
火にかざしてあぶります。
始めは距離感がつかめず、
こげたマシュマロもできましたが
それも貴重な経験です。
でき上がりは、こんなふうになります。
芋を入れてから約1時間がたち、
そろそろ焼き芋ができたでしょうか?
アルミフォイルに包まれた芋を取り出し、
火を始末してから、
みんなでテーブルをかこみます。
破ると、湯気と一緒に
いい香りが立ち上がります。
アツアツをほおばって、
「あま〜〜い」
「熱い!」「おいしい!」と
みんな大満足です。
デザートの焼きリンゴも人気です。
暖かかったり、熱かったり、煙たかったり、
おいしいスモアや焼き芋ができたり・・・。
子どもたちは、
「さまざまな火のはたらき」を
体験した一日でした。
小さな火に触れることで、
火が持っている「ちから」と「こわさ」を
子どもたちが少しでも感じとってくれたら
うれしいです。
]]>「秋の森で遊ぼう 〜森のビンゴと落ち葉のステンドグラス〜 」です。
秋の公園の森には、
落ち葉や木の実など
今の季節にしか出会えないものが
たくさんあります。
子どもたちは、ビンゴ形式で
森の中のいろんなものを見つけます。
「落ち葉のステンドグラス」は、
強い光を通して木の葉を見ると、
きれいな葉脈の模様が見られるのを利用して、
この季節ならではのステンドグラスを作ります。
最初は「森のビンゴ」です。
森のビンゴは、
ビンゴを早く完成させることではなく
自然を観察するちからを育むことです。
みんな、とても観察力が育ってきています。
お母さんたちも驚くほどです。
キノコを上手に見つける人の目を
「キノコ目」とか言いますが、
森のようちえんの子どもたちは
「森の目」になったようです。
見つけたものに印をつけて、
次々にビンゴが完成していきます。
みんな、いい笑顔です。
次のプログラムの前に
思いっきり体を動かします。
枯れ草が目立つようになった原っぱ。
元気に走って、転げまわった子どもたち
戻ってくると
体のあちこちに枯れ草が付いています。
タネが付いている小枝は、
クルクル回りながら地面に落ちていきます。
みんなで実験してみます。
動くことができない植物たちの知恵に感心しました。
「落ち葉のステンドグラス」では、
黒い紙に、思い思いに落ち葉を置いて、
ステンドグラスを作ります。
完成したステンドグラスを見てみると、
子どもたちは
「わあ〜、きれい」
「すご〜い」。
落ち葉の葉脈の美しさから
今日も自然のすばらしさを学んだようです。
秋の森はじっくり観察していくと
いろんな自然の営みが見えてきます。
自分から自然に近づくことで、
見えてくること、楽しめることがあることを
実感した一日でした。
]]>
「スパイダーマンをさがせ!」です。
公園の原っぱや林の中、田んぼや畑、
お家の庭や家の中でも見かける、クモ(蜘蛛)。
とても身近な生き物ですが、
じっくり観察したことがある人は
少ないのではないでしょうか。
今日は、子どもたちと一緒に
公園の林で巣を張っているクモをさがしました。
東京に木枯らし1号が吹いた、寒い日でしたが、
子どもたちは今日も元気一杯。
公園に着くとすぐ、
子どもたちは「木登りしたい!」と
木にかけよりました。
原っぱでは、木枯らしもなんのその、
早速、追いかけっこです。
思いっきり走り回ったら、
いよいよ、今日のメインプログラム
「スパイダーマンをさがせ!」のスタートです。
みんな手に手にひみつの道具’’霧吹き’’を持って、
「クモを見つけるぞ〜!」と
元気なかけ声をあげて林に入ります。
でも、クモが苦手な子たちは、
かけ声はあげたものの
立ち止まってしまいました。
光と影が入り交じる林の中で、
細いクモの巣を見つけるのは
時間がかかるだろうと思ったのですが、
子どもたちは、あっという間に発見。
すると、立ち止まっていた女の子も
シュッ、シュッっと、
クモがいないクモの巣に
水をふきかけはじめました。
だんだんとクモの巣に慣れてきた子どもたち。
クモの糸を手で触りはじめます。
今日は、ジョロウグモを発見しました。
クモの糸には、
ベタベタしてエサがくっつくようにしている糸、
ベタベタしない糸や、丈夫な糸、
つかまえたエサを丸める細い糸
卵をつつむ糸など
いろいろあります。
ベタベタする糸には、
ふきかけた水が水玉のようになって
キラキラしています。
「これが、クモの糸?
(丈夫なので)ふつうの糸みたい」
「ベタベタする」
子どもたちは、
いろいろなクモの糸の違いを面白がり、
「ぼくも、ぼくも」
「もう一度、もう一度」と、
なんどもなんどもさわり比べます。
エサになる昆虫が巣にかかったことを
クモはどうやって知るのかな?
音叉(おんさ)を使って調べてみようね
振動させた音叉を
そっとクモの巣に当てました。
するとどうでしょう、
巣のまん中にいたクモが動きました。
クモは、巣に何かがおきたことを
糸の振動で察知しているようです。
「ぼくも!」「わたしも!」
子どもたちが順番にならびます。
いつの間にか、クモが苦手と言っていた子も
他の子どもたちといっしょにならんでいます。
今度は、目の高さぐらいにいるクモを見つけて、
クモのお尻をそぉ〜と見てみます。
糸を出している「糸いぼ」のかんさつです。
「見えない! 見えない!」と
子どもたちがクモに近づいて、
押し合いへしあいです。
クモが苦手と言っていた子も、
「見たい! 見たい!」と
どんどん、クモに近づいて
「近づきすぎ〜」と、逆に制するほどに。
ルーペで観察した後は、
無事に卵を産んでね、と願いながら
クモをそっと林にかえしました。
プログラムの最後は「クモの巣ゲーム!」
林の中に出現した、大きなクモの巣。
本物のクモの巣と同じように、
タテ糸、ヨコ糸があります。
ヨコ糸(同心円状の糸)は、粘着テープを使って
ベタベタするようになっています。
巣をめがけて毛糸のムシを投げて
くっつけ合いっこです。
どんどん、ムシを投げて挑戦します。
最初はなかなかくっ付かなかったのですが、
みんなで頑張って
たくさんのムシをとることができました。
見た目からなのか
嫌われることが多いクモですが、
作物に害を与える小さなムシをとるので
昔から農家の人々は
とても大事に扱ってきています。
小さなクモが、
いろいろな不思議なチカラを使って
一生懸命生きていることを知った子どもたち。
みんなの家でも、クモは虫をとってくれています。
仲良くしてくれると嬉しいな。
]]>「第16回杉並区ふれあい農業推進フォトコンテスト」で会長賞を受賞しました。
農協の方が撮った写真です。
都市の農業には、都市ならではの大切な役割があります。
森の学校では、貴重な「都市農業」での
子どもの環境教育活動を推進しています。
http://morinogakkou.jugem.jp/?eid=529
その写真が
11月5日(土)、6日(日)に開催される「すぎなみフェスタ2016」で
同時開催される「農業祭」で展示されます。
その後、
11月8日(火)〜18日(金)に杉並区産業振興センター、
11月22日(火)〜25日(金)に杉並区役所のロビーで展示されます。
お時間がある方はぜひご覧になってみませんか
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
すぎなみフェスタ2016
(「農業祭」が同時開催)
http://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/bunka/suginamifesta/1027953.html
https://www.facebook.com/suginami.festa/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【日時】
11月5日(土曜日) 午前10時〜午後3時30分
11月6日(日曜日) 午前10時〜午後3時
【会場】
桃井原っぱ公園(杉並区桃井3丁目8番1号)
〔写真展示場所〕テントE−9
○JR中央線「荻窪駅」北口から
・関東バス 4番乗り場 「プロムナード荻窪」行き「プロムナード荻窪」下車 徒歩2分
・関東バス 0・1番乗り場 「荻窪警察署前」下車 徒歩5分
・西武バス 6番乗り場 「荻窪警察前」下車 徒歩0分
・徒歩約20分
○西武新宿線「上井草駅」から
・西武バス 阿佐ケ谷・荻窪方面乗り場 「総合荻窪病院前」下車 徒歩2分
【プログラム】
・杉並区農業祭
※都市野菜の即売会、宝船の宝分け、地産地消コーナー、園芸体験などを実施
・全国の特産品が集結
・さんま無料配布
・第7回 すぎなみパン祭り&すぎなみスイーツフェア
・世界パエリア選手権日本代表の「アノカド」と南伊豆町の食材とコラボ
・キャラクターショー
・高円寺びっくり大道芸がやってくる
・働くクルマ大集合
その他多数
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杉並区産業振興センター ロビー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【日程】
11月8日(火)〜18日(金)9:00〜17:00
【住所・交通】
(杉並区上荻1−2−1 インテグラルタワー2階)
JR中央線・東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」(北口)徒歩3分
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
杉並区役所 中棟1階ロビー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【日程】
11月22日(火)〜25日(金)9:00〜17:00(★)
★25日は正午までの展示です
【住所・交通】
(杉並区阿佐ヶ谷南1−15−1)
JR中央線「阿佐ケ谷駅」(南口)徒歩7分
東京メトロ丸ノ内線「南阿佐ケ谷駅」徒歩1分
]]>
千葉の里山を歩いていて
エノキを見上げてみると・・・
「ヒラアシキバチ」のメスの集団です。
木の幹に産卵管を差し込んだまま、力尽き果てています。
産卵にエネルギーを使い果たし、絶命しています。
命をつなぐことのすさまじさを感じます。
このようにして産み付けられ孵化した、木の中にいる幼虫に
「オナガバチ」のメスが、卵を産み付けます。
自然さんぽは、発見と気づきに溢れています。
]]>今日は、久しぶりに天気予報に傘マークがついていません。
外で思いっきりアソボウね!
みんなで、原っぱへ Let's Go!
ゴソゴソゴソ・・・
あれあれ、木の茂みの中に入っていきます。
何をしているのかな?
「カタツムリ」です。
ふくるる森のようちえんに参加するうちに
カタツムリがどんなところにいるのかが分かるようになったようで、
湿った枯れ葉の下などから、次々と発見しています。
「あっ、チョウチョ!」
「なにかが、ピョンと飛んだよ」
子どもたちは、原っぱを端から端まで駆け回り、
ムシをおいかけるのに夢中です。
その内、お母さんたちも一緒になって
ムシをおいかけはじめました
チョウをつかまえたお母さん。
なんと、同じ網の中に、コオロギが2匹も入っていました。
「コオロギ」を見て、子どもたちは大喜び
つかまえたお母さんは、「はじめて、ムシをつかまえた!」とのこと。
ムシが苦手とのことですが、
子どもにつられて、お母さんも一緒にはじめてたいけんです。
はじめて自分でムシを捕まえたお母さんをはじめ、
お母さんたちは、ムシを発見するのも捕まえるのも上手で、
大物はたいていお母さんが見つけます。
沢山見つけて満足したあと、
少し公園を歩いて、
木登りをしたり
缶蹴りもして遊びました。
体を思い切り使って遊んだら、
見つけたムシたちをじっくりかんさつしようね
チョウの顔をルーペでじっくりみると大きな目が見えます。
その目の間を見てみてみると・・・
「なんか、線みたいなのがある」
その線みたいなのをしばらくかんさつして
少〜し斜めにしてみると・・・
「あっ、ストローの場所がわかった!」と嬉しそう。
そして、翅をさわった手には、小さな粉(鱗粉)がついてビックリ!
その粉もルーペで見てみました。
カナヘビの手をみたら、先っぽが細くなっていたね
「目がこうなっている!」
とカナヘビが瞬きしているのに気づいて、真似してみたり、
背中をさわって「ガザガザしている!」
次々といろいろなものを発見していく
子どもの好奇心には、
ほんとうにおどろかされます。
今日、見つけた生きものたち
ヤマトシジミ
キタキチョウ
エンマコオロギ
バッタ
ハナムグリ
カナヘビ
マルカメムシ
スズメガ・・・etc
いっぱいかんさつしたら
最後にバイバイしました。
都心の原っぱでも
子どもたちは生き物とふれあうことができます。
これまで、ムシが苦手だった子どもも
回を重ねる毎に少しずつふれあうことができるようになったり、
ムシの不思議を発見することが楽しいようで、生きもの大好きに変わったり
そんな、子どもたちの変化を見ることができて
とても嬉しい一日でした。
]]>
いつもなにげなく見ている景色も、
心のフレームで切り取ってみると
一枚の絵になります。
今日は、公園の森の木を
フレームを通して心のカメラに写し、
自分の手で作った土の絵の具で絵を描きます。
子どもたちは、
どんな力作を描くでしょうか。
公園に着いた子どもたち、
元気に追いかけっこを始めました。
思いっきり走り回ったら、
今日の2つ目のプログラムのスタートです。
まわりの景色を、
フレームを通して見るとどうなるか?
子どもたちにやってもらいます。
みんなそれぞれに、
お気に入りの木を探して
心のカメラに写し込みます。
次に、絵の具を作るために
公園の土をシャベルで掘って
色が違う2種類の土を集めました。
土が絵の具になるなんて、
子どもたちはまだ半信半疑、
想像もつかないようです。
まず最初は、
とってきた土をフルイにかけます。
できるだけ細かくするために
こどもたちは頑張って土をふるいます。
細かくなった土に
ノリを加えて混ぜ合わせると、
泥絵の具が完成!
大きな紙を使って、
先ほどフレームで切り取って
心の中に写した木を
思い切りよく描き始めます。
みんな夢中になって、
どんどん描いて行きます。
もう、みんな立派な芸術家です。
お見事!
「わたしの木・ぼくの木」が完成しました。
みんな今日一日、どうだったかな?
「フレームで見るのが面白かった!」
「土を混ぜて、絵の具を作るのが面白かった!」
「絵を描いて楽しかった!」
「いつもより、絵が上手になった気がする」
「芸術家の気分になった」
絵の具が元々は自然の素材からできていたこと
自分がカメラになって写すことができることを
知った子どもたち、
自由な発想を思いっきり広げて、
いろんな絵を描いてもらいたいですね。
]]>今日のテーマは
「森のようちえんのキャラクター『ふくるる』を作ろう」です。
『ふくるる』は、
シマフクロウがモデルです。
シマフクロウは、
羽を広げると2メートル近くにもなる
大きなフクロウです。
今では、国内にわずか140羽ほどしかいないため、
絶滅危惧種に指定されています。
今日は、公園で見つけた松ぼっくりを使って、
こんな『ふくるる』を作ります。
子どもたちの豊かな創造力からは、
どんな『ふくるる』ができるでしょうか。
「これは、森の中で見つけた松ぼっくりです。
硬い殻(カラ)の間にある松の実を食べるために、
ある動物がまわりをかじったので、
こんなカタチになりました。
誰が作ったと思いますか?」
「ウサギ、ウサギ!」
「クマさん」
子どもたちが元気よく答えます。
「ウサギに近い動物で、森にいます」
などのヒントから、
「分かった、リス!」
という正解が出てきました。
「これは、何のカタチに見える?」
という問いかけに
最初の元気な答えは
「パイナップル!」でした。
確かに、縦にするとパイナップルによく似ています。
実はこれ、「森のエビフライ」と呼ばれています。
衣が付いている感じ、しっぽのカタチなど
リスが作った、上手なエビフライに
子どもたちはびっくりでした。
公園に着いて、松ぼっくりを探します。
なるべく大きめのものを拾いました。
雨上がりで松ぼっくりが湿っているので、
ドライヤーで乾かします。
よく乾燥させると、
松ぼっくりが開きます。
自然の仕組みは、不思議なことがいっぱい。
これなら、ふっくらした『ふくるる』が
できそうです。
松ぼっくりが乾くのを待つ間、
公園の原っぱで鬼ごっこをしました。
雨雲を吹き飛ばす、
元気な歓声が公園いっぱいに広がりました。
工作室に戻って、
最初は、シマフクロウのお話です。
アイヌの人たちからは
「コタン・コロ・カムイ(村を守る神)」と呼ばれて
とても大切にされてきたこと、
今では数が少なくなっていること
などのお話に、
子どもたちは興味津々。
いよいよ、工作の始まりです。
子どもたちはお母さんと一緒になって、
真剣に取り組みます。
目や足など、小さなパーツを張り付けるのに
最初はちょっと苦労していましたが、
だんだん上手になりました。
がんばって、オリジナルの『ふくるる』が完成。
みんな大満足です。
それぞれのシマフクロウを持って
元気よく記念撮影です。
身近な自然の材料を使って、
いろいろなものが作れる面白さを
子どもたちは感じ取ってくれたでしょうか。
今日の体験をもとに、
何かをご家族で作ってくれるとうれしいですね。
]]>
夏も終わりになってきて、
賑やかなセミの合唱を聴くことは少なくなりましたが、
それでも公園に行けば、まだまだセミが見つかります。
子どもたちは、セミを手に取り、じっくりかんさつしたとき、
セミの何に興味を持つでしょうか。
公園について、最初はセミの抜け殻集めからスタートです。
木の幹に沿ってゆっくり見上げてゆくと、
幹や枝にくっついている茶色の抜け殻が見つかりました。
せっかく見つけたのに、高くて手が届きません・・・。
でも、大丈夫。
よく見ると、低い枝の葉っぱの裏にたくさんくっついていました。
拾った抜け殻を虫かごに集めました。
みんな夢中になって拾ったので、
虫かごにどんどんたまって行きます。
歩いている途中で、
座り心地が良さそうな大きな樹の股を発見した子どもたち。
ウンウン、うなりながら、よじ登り始めました。
小さな子も、スタッフの手を借りて挑戦です。
頑張って登って、ほら、いい笑顔です。
子どもたちは、いつでも、どこでも
楽しいことを見つけるのが、本当に上手ですね。
一面、草に覆われた原っぱに着いた子どもたち、
もう待ちきれずに、走り出しました。
広い原っぱをいっぱいに使って駆け回ります。
さあ、セミのかんさつの始まりです。
みんなで集めたセミの抜け殻を用意します。
セミの幼虫は土の中から出てきて
羽化(うか)して成虫になることを
絵を描きながらお話しして、
「セミの幼虫にとって、一番大事なことは何だろう?」
とたずねると、
子どもたちからは
「食べるもの!」
「栄養!」
という答えが返ってきました。
では、幼虫は、どうやって栄養を取るのかな?
抜け殻を、ルーペでかんさつしてみます。
細長い口と、その中の木の根っこに差し込んで汁を吸うための
針のカタチまではっきり見えました。
幼虫は、木の根っこの汁を吸って栄養にしています。
「わかった!」
「見えた、見えた!」
子どもたちは、とても嬉しそうです。
次に、幼虫が土の中の生活で使った前足を
ルーペで拡大して、しっかりとかんさつします。
シャベルのように曲がり、鋭くとがっている足に、
子どもたちはびっくりして、
「うわぁ、うわぁ、うわぁ・・・」と興奮した声が上がります。
あまりにも子どもたちが驚いた声を上げるので、
お母さんたちもすこしびっくりです。
さらに、成虫になったセミのお腹や目をかんさつしたり、
ハネの仕組みも、実際にさわって体験してみたり、
子どもたちの好奇心は、とどまるところを知りません。
これまでムシが苦手で、
何度か参加しているうちに
徐々にムシに慣れてきてはいたものの、
プログラムの始まりにセミを見たとき、
悲鳴を上げて逃げ回っていたお子さんが、
最後には、抜け殻を手でつまんで、
「見て見て、持てるようになったよ!」と
自慢げに報告してくれました。
「子供は一瞬で成長する」ことを実感した、
とてもうれしい出来事でした。
最後は、セミの抜け殻ブローチを胸に付けて、
みんなで「はい、ポーズ」
台風の影響による雨が心配でしたが、
子どもたちの元気が雨雲を吹き飛ばしたのでしょうか、
プログラムが終わるまで、いいお天気が続き、
すてきな笑顔で一日を終えることができました。
お家のまわりのセミも、じっくりかんさつしてみてね。
]]>
尾瀬の写真のつづきです。
尾瀬ヶ原の朝焼け
至仏山
ナガバノモウセンゴケ
キベリタテハ
ヒョウモンチョウ
拠水林
オゼコウホネ
ワレモコウ
(おわり)
]]>尾瀬に行ってきました。
尾瀬ヶ原ではずっと貸切状態でした
(台風接近のためでしょうか・・・)
広い尾瀬ヶ原に他には誰もいない・・・
尾瀬特有の植物たちに囲まれて
不思議な空間に浸った大満足の2日間でした
撮った写真を2回に分けてupします
燧ケ岳
尾瀬ヶ原
ヒツジソウ
ヒツジソウ
ミヤマアキノキリンソウ
ヤマトリカブト
エゾリンドウ
ミツガシワ
ウメバチソウ
イワショウブ
イワショウブ
(つづく)
]]>
雨上がりの空にかかった大きな虹。
思わず見とれてしまう美しい虹の色は
人間だけが見ることができるのです。
私たち人間とムシは目の働きが異なるため、
見ることができる光の色が違います。
なので、ヒトが見ている花の色と、ムシが見ている花の色は違うんです。
不思議ですね。
公園に着いた子どもたち、
夏草が生い茂る原っぱを駆け巡ります。
ムシが大好きな子が、熱心に草むらを探しています。
足で軽く草をけると、ムシがあわてて飛び出しました。
おやっと気づいた子どもが、
ガサガサ、トントン、ガサガサ・・・
リズミカルに草を動かしだすと、
飛び出すムシの数も増えて、大興奮です
今度は、「忍者ごっこ 森の中のかくれんぼ」です。
黒いポリ袋に切れ目を入れて頭からかぶって、忍者に変身。
忍者になりきった子どもたち、いっせいに木の陰に隠れたのですが・・・、
なんとなんと、一回目はみんなで同じところに隠れてました。
みんな仲良しさんになったのでしょうね。
今日のテーマ「光の色 〜ヒトの世界、ムシの世界〜」のスタートです。
「空には、どんな色があるかな?」
最初に、みんなで空の色をあげていきました。
「しろ」、「みずいろ」、「オレンジ」など、
いろんな色の名前が出てきます。
そのうち、子どもたちは競うように、
「光っているしろ」、「光っているオレンジ」、
「濃いあお」、「薄いあお」など、色の名前をどんどん増やしていきました。
空には、光には、いろんな色があることに気づいたようです。
そこで、光の色を見るためにシャボン玉を飛ばします。
「オレンジ」、「アオ」、「ミドリ」・・・
子どもたちは、見つけた色の名前を叫びながらシャボン玉を追いかけます。
シャボン玉が消えると、スタッフのもとに駆け戻り、
自分が見つけた色を口々に報告してくれます。
太陽の光が虹みたいな色の帯(スペクトル)に見える
というのを体験するために、
太陽の光を虹のように分ける装置(分光器)を作ります。
紙コップの内側を黒く塗り、
光が入るすき間と、観察用の穴をあけます。
CDを差し込むための切り込みを入れれば、できあがり!
ずいぶんお母さんに助けてもらいましたが、
みんな上手にできました。
明るい方向を向いて、観察用の穴からのぞくと、
CDの表面にきれいな虹の色のリボンが現われて、
「見えた!、見えた!」と大喜びです。
ヒトとムシは目の働きが異なるため、
花の色や模様は、ムシにはヒトとは違って見えています。
「ムシには、どんな風に見えると思う?」
ヒトの目に見える花の写真を見て、
みんなでムシの見え方の当てっこゲームです。
う〜ん、残念ながらなかなか当たりません。
見えない世界を想像するのですから、むずかしいですね。
当てっこゲームのあと、
ムシの目で見た花の写真を並べます。
「ムシの見え方には、同じようなところがあるんだけど、何だと思う?」
こどもたちはすぐに、色が違うので模様が違って見えること、
そして、花のまん中が目立つことに、気づきました。
「花のまん中には、何があるのかな?」と問いかけると、
「ミツがある」とか、「粉があるところ」、「ムシが花のまん中に集まるよ」という答えが返ってきました。
花は、ムシに来て欲しい場所(花粉)を、
ムシの目から目立つようにしています。
ムシにとって、花の中で一番行きたい場所(ミツ)が、
目立って見えています。
ムシの目で花のまん中が目立つことは、
花とムシとの不思議で大事なつながりを表わしています。
最後は、ペットボトルの中に雲を作る遊びです。
内側を軽く湿らせたペットボトルに線香の煙を入れ、
すぐにフタをして、
両手でペットボトルをギュッと押してへこませ、パッと放します。
この動作を何度か繰り返すと、手を放したときに
ペットボトルの中に雲が現われました。
でも、もう一度押してへこませると、雲は消えました。
(ペットボトルがへこむと、中の空気圧と温度が高くなり、水蒸気ができて透明になります。逆に、ペットボトルが膨らむと、中の空気圧と温度が低くなり、煙と水分が付着して白いツブ、つまり雲になります)
雲はチリに水が付いてできること、白く見えることを、
自分の目で見て実感することができたようです。
「ねえ、黒い雲は、どうして黒いの?」
ひとりの子どもがスタッフのところに来て尋ねました。
「黒い雲は、どういうときに見えるのかな?」
「雨が降るとき」
「雨が降るときには、空にいっぱい雲があるでしょう?」
「うん」
「雲がいっぱいになって、大きく厚くなると、太陽の光が下まで届かなくなるよね?」
「あ、そうか! 分かった!」
「雲は黒いんじゃなくて、暗いんだよ」
答えにたどり着いた子どもは、とっても嬉しそう。
目をキラキラさせて、みんなのところに飛んで帰りました。
太陽の光にはいろんな色があることを確かめ、
自分たちが見ている花の色や模様と、
ムシが見ている花の色や模様が違うこと、
そこには、植物やムシの生きるための知恵がひそんでいることにふれた子どもたち。
自然の中の生きものたちの“命のつながり”に思いをはせて、
人間とは違う世界へ、好奇心を広げるきっかけにしてもらえたらうれしいですね。
【分光器を使うときのご注意】
目を守るため、光が入るすき間から直射日光を入れないように注意してください。
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今日のテーマは「干潟はいのちのゆりかご」です。
潮の満ち引きによってさまざまに姿を変える干潟は、
小さな生き物たちの宝庫です。
岸辺から広がる砂地や砂泥地、泥地は、
満潮のときは海水に覆われていますが、
潮が引くにつれてカニや巻貝などが巣穴から出てくるので、
観察のチャンスです。
子どもたちは、何を発見するでしょうか?
千葉県の江戸川放水路河口の干潟。
干潮時には、かなり沖合まで泥地が広がります。
さあ、冒険のスタートです。
干潟に降りた子どもたちは、目の前をせわしなく動き回る、たくさんのカニを見てびっくり。
興奮のあまり、しばらく動けませんでした。
「潮が満ちてくるから、早く干潟に入ろう」という声でわれに帰った子どもたち、
歩きなれない泥に足を取られながら、お母さんに手を引かれ、次々に干潟に足を踏み入れます。
大丈夫でしょうか?
いえいえ、心配ありません。カニや貝が見つかり始めると、もう夢中。
どんどん泥の中に入っていきました。
干潟の生き物は、砂や泥の中、石の周りや石の下、
潮だまりなどで多く見つかります。
あわてて逃げ出すカニを見つけました。
動きがすばやいカニに目を取られるところですが、
手前の砂ダンゴの方が気になった子もいました。
砂遊びが大好きな子なのでしょうか。
取ってきた生き物を、カニ、貝類、海藻の3種類に分けました。
カニは動きがすばやくて、すぐにバットから逃げ出すので、子どもも大人も大忙し。
カニの一番人気は、長い眼が特徴のヤマトオサガニです。
最初は「カニさんにさわれるかな、カニはどうやって持つの?」と
心配していた子どもたちも、もうすっかりカニにさわれるようになりました。
干潟には、どんな生き物がいるのかを学びます。
また、微生物から鳥類まで、いろんな生き物が
「食べる食べられる」という関係で
大きな命のつながりを作っていることをお話ししました。
さがす場所によって見つかるカニが異なることを学んでから、
取ってきたカニをルーペで観察します。
クローズアップで見るハサミの形や甲羅の模様に、子どもたちは興味津々、
なかなかルーペを手放しませんでした。
次は、ヨシの茂みの前に広がる泥地の生き物を探します。
近づくにつれて、たくさんの小さな白いものが動いているのが見えました。
チゴガニです。
白いハサミをいっせいに上下させるようすは、
チゴガニがみんなでダンスをしているよう。
ここでは、段ボールをボディボードにして、腹ばいになって観察しました。
カニと同じ低い視線から見ると、
上から見ていては分からないチゴガニの青いお腹も見ることができて、
子どもたちは大喜び。
初めて体験する干潟の匂いも気に入ったようでした。
盛り上がった砂ダンゴを発見。この下はどうなっているの?
みんなが自分の考えを言い合います。
下には穴があることに気づくと、
そばにあった木の棒で穴の深さを測り始めました。
子どもたちの好奇心と遊びの知恵には、いつも驚かされます。
干潟の大きな役割りのひとつに、水をきれいにする「浄化作用」があります。
これは、カニやゴカイ、イソギンチャク、二枚貝などが
水や泥の中の有機物などをエサとして取り込んでいるからです。
この浄化作用は、二枚貝を使って実験することができます。
今回も、当日に干潟で取った二枚貝を使って実験してみました。
二つのペットボトルに同じ濁った海水を入れ、
右のペットボトルには二枚貝を数個、入れました。(上の写真)
子どもたちは何が起きるか分からず、不思議そうな顔をしています。
そのまま静かに置いたまま、一時間ほど経って比べてみると、
水のにごり具合に大きな違いが生まれました。(下の写真)
小さな貝が持っている大きな力に、子どもたちはもちろん、
お母さんたちもとっても驚いていました。
観察会が終わったあとは、すぐそばにある緑地でオニごっこです。
一面を柔らかなシロツメクサが覆っているので、転んだって大丈夫!
休む間もなく歓声を上げて走り回り、いい汗をかきました。
今回が初参加のお子さんも、一緒に活動するうちにすっかり打ち解けて、
もう楽しい仲間のひとりです。
泥の中から小さな命を発見し、初めてのお子さんも勇気を出して触り、
よーく観察することで、干潟の生き物への好奇心がどんどん高まって、
「次も干潟に来たい!」と、子どもたちは干潟の魅力のとりこになったようです。
なお、当日は風邪のために参加できなくなったお子さんが何人かいらっしゃいました。
夏は猛烈に暑い屋外と冷房が効いた電車や建物の中などで温度差が激しいため、
体調を崩すことが多くなります。
みなさん、自然の中で元気に遊べるように、体調管理に気をつけてくださいね。
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番 組 名 : 『BlueOcean』「銀座美人」コーナー
放 送 日 :3/28(月)、29(火)、30(水)、31(木)、4/1(金)
放送時間: 各日9:45〜9:55
東京FM:http://www.tfm.co.jp/bo/ http://www.tfm.co.jp/bo/index.php?catid=1091
PC.スマホでどこでも聴けます「radiko」:http://radiko.jp/#FMT
先日、その取材でパーソナリティーの住吉美紀さんと一緒に、
銀座の街並みをお散歩して「銀座の自然しらべ」をしました。
初春の銀座は、とても気持ち良かったですよ
感想をぜひ聞かせてください〜
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そして、なんと言っても木登りなどの小さな冒険が大好きです。
登れそうな木を見つけるとすぐに挑戦が始まります。
広場で宝さがしなどを楽しんだあとは、
今日のテーマの芽吹きの観察です。
アジサイの芽をみんなでじっくりと観察します。
芽を開いて観察した後はしおりにしました。
(この芽はスタッフの庭から少し分けていただいたものです)
春の恵みのひとつの土筆は翌日玉子とじで頂きました。
少し苦みがあるのですがこれがまた自然の味ですね。
これで、前日に引き続いての春を感じる体験は、
五感全部を使うことができました。
子どもたちもそれぞれに味わってくれたと思います。
春の自然に感謝、感謝の一日でした。
公園の中に入ると子どもたちは直ぐに好奇心を全開にします。
次々にロゼットを見つけては
森のようちえんのリーダーやお母さんたちに
「こんなもの見つけた!」
「こっちにこんなものあるよ!」といっぱい伝えます。
お母さんのおひとりが、
水色の小さな可愛らしい花(オオイヌノフグリ)が
一面に咲いているのを見つけました。
その少し変な名前と、この清楚な花との違和感が話題になりました。
また少し歩くと
今度は子どものひとりが
直径3ミリほどの小さなカタツムリの殻を見つけてきました。
とてもおとなの目の高さでは見付けられないものを
子どもたちは見つけます。
こうして、なかなか目的地には着かないのです。
それでも、やっと広い芝生広場に着きました。
ここでは、昔ながらの子供の遊びの縄跳びで楽しみました。
大波小波の歌をお母さんに歌っていただきながら
少しずつ上手に跳べるようになりました。
そして、今日のテーマの場所に移動です。
アザミやタンポポのロゼットを見つけて葉っぱの姿をじっくり観察します。
風から身を守り、太陽の光を出来るだけ沢山受け取るための
独特のスタイルにみんなで関心しました。
妖精(フェアリー Fairy)は自然の不思議な力を持つ森の妖精。
中でも人の姿をしたものを妖精と呼びます。
日本では妖怪に近いものかもしれません。
今日も公園には冷たい風が吹いています。
それでも、陽だまりは春の暖かさに満ちています。
タンポポが一生懸命に葉っぱを広げて太陽の恵みを受けています。
何時もの自然観察のあとは早速、体を暖めるプログラムです。
親子でペア―になりグリコ遊びです。
スタートすぐは差がつきましたが、
ゴールに着くころにはほぼ同じタイムで終了です。
体をポカポカさせたその次は、
自分の好きな木を見つけて今日のテーマの森の妖精をつくります。
地面の上を這うツタや落ち葉や枯れ枝で
大きな木の幹に妖精の顔をつくります。
笑った顔や怒った顔など
子どもたちの思い思いの妖精が生まれていきます。
子どもたちはみんな生まれながらのアーチストです。
さて、次は出来上がった妖精のすむ森へたどり着くためのハードルを越えます。
そこは、落ち葉のトンネルです。
全員、このトンネルを越えたところにある妖精の森に到着です。
ここでは、親子でつくった妖精の紹介をしていきます。
この紹介の仕方もみんな回を重ねるごとに上手になっていくようです。
最後は教室に移動する途中で拾い集めた葉っぱで「ふくるる」をつくります。
まずは、葉っぱの葉脈をかんさつ。
この葉脈を活かして「ふくるる」をつくります。
「ふくるる」のモデルはシマフクロウです。ミミズクの仲間のような耳が出ています。
思い思いの「ふくるる」が完成です。
パウチングしてしおりなどとして使えます。
(撮った写真を後で見てみると、
子どもたちの不思議な表情の一瞬をとらえていました)
今日のテーマは「ターザンの森」です
ターザンは森の中で動物たちといっしょに育ちました。
動物たちとお話が出来るのです。
森と言っても都市の公園の中の、比較的管理されすぎていない場所のことです。
そのために、3つの森をクリアーしなければなりません。
みんな少し緊張した様子です。
一つ目は「オオカミの森」
ここではおかあさんたちがオオカミの役です。
木の影から子どもたちを狙っています。
追いかけられる子どもたちは木の間を逃げていきます。
森の中では子どもたちの好奇心が全開します。
次々に大人の気がつかないものを見つけていきます。
枯木のところで白いキノコを見つけました。
2つ目は「ターザンの森」です。
子どもたちにとって初めての空中遊泳のような緊張が続きます。
「あ〜あ」
ターザンになって、大きな声をあげます。
驚いたのは
緊張して下がって動いているなかでも、
高い木の葉のところにある蜂の巣を見つけることです。
なんと素晴らしい観察力でしょう。
「ターザンの森」も全員クリア!
3つ目は「宝の森」です。
宝の隠し場所の描かれた絵地図を頼りに宝剣を探します。
これも、みごとに全員がクリアーしていきました。
冒険の旅のあとは、教室でターザンの絵本を読んでもらいました。
教室には冬の夕方の光が奥まで届き、影絵も楽しみました。
今日は、少し勇気の必要なターザンの森の冒険でした
今日一日、みんなちょっぴりたくましく成長したね
子どもたちは厚紙をハサミで上手に切っていきます。
それを組み合わせて兜が出来ていきます。
おかあさんとの共同作業です。
次は、広場に出てダンゴムシダンスです。
おかあさんに内緒でダンスを覚えて、披露します。
最後はみんなでダンゴムシダンスを踊ります。
今日もダンゴムシというとても身近で小さな生き物から、
大切なものを学びました。
大きな地震が来たら、みんな今日のダンゴムシを思い出して、
体を丸めて自分の身を守ることができるでしょう。
(おわり)
木の実の森を通り過ぎ、
子どもたちは、さっそく木の周りの枯れ葉の下を探し始めました。
しばらくすると、斜面の南側の木のところで騒ぎがおこりました。
ダンゴムシを見つけたようです。
枯れ葉を取り除いたところには、
まるく丸まったダンゴムシが10匹ほどかたまって、冬越しをしています。
中には、直径3ミリほどの赤ちゃんダンゴムシもいます。
虫メガネでその体の様子を観察します。
自分の身を守るために丸くなっています。
まるで中世の騎士の鎧のような甲羅の中に
弱い足や触覚などを納めてしまうのです。
素晴らしい身を守るカタチですね。
みんなでダンゴムシの知恵に感動!
みんなもダンゴムシになってみよう!
観察のあとでそっと元いた木の根元の枯れ葉の下にもどしました。
ゆっくり冬を過ごしてね
(つづく)
数百年続く、農家の方の貴重な屋敷林での
森の学校「ハックルベリーくらぶ」の
活動の様子を、写真アルバムでご紹介します。
お土産にいただいたオニユズを
みんなできりました。
今日一日、たくさんの交流や学び、体験ができたね
家に帰ったら、農家の方からいただいたお土産のゆず湯にはいって
ゆっくりあたたまろうね
(その6へ) (おわり)
]]>数百年続く、農家の方の貴重な屋敷林での
森の学校「ハックルベリーくらぶ」の
活動の様子を、写真アルバムでご紹介します。
みんなで、農家の方の近くの公園へ
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数百年続く、農家の方の貴重な屋敷林での
森の学校「ハックルベリーくらぶ」の
活動の様子を、写真アルバムでご紹介します。
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数百年続く、農家の方の貴重な屋敷林での
森の学校「ハックルベリーくらぶ」の
活動の様子を、写真アルバムでご紹介します。
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数百年続く、農家の方の貴重な屋敷林での
森の学校「ハックルベリーくらぶ」の
活動の様子を、写真アルバムでご紹介します。
午後は、収穫体験をさせていただきました。
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森の学校「ハックルベリーくらぶ」の
活動の様子を、写真アルバムでご紹介します。
農家の方から、
「昔はこのあたり一面、畑だったんですよ・・・」
昔の東京の人々の暮らしをについて
お話を聞かせていただきました。
広いはたけをまわりながら、
「これはなんのやさい? あてっこゲーム!」
さぁ、答え合わせ
みんな、結果はどうだったかな?
答え合わせした野菜に、関心をもったようで
子どもたちが、次々と農家の方に質問します。
農家の方は、子どもたちに丁寧に答えてくださり
子どもたちは、
「そうなんだ!」「やっぱり、そうだったんだ!」の連続。
身近な野菜のことを、実感をもって理解が深まったね。
ゲームのあと
みんなで梅林でご飯です。
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都市の農業には、都市ならではの大切な役割があります。
森の学校では、貴重な「都市農業」での
子どもの環境教育活動を推進しています。
数百年続く、農家の方の貴重な屋敷林での
森の学校「ハックルベリーくらぶ」の
活動の様子を、写真アルバムでご紹介します。