Bセンス散歩 世田谷編 その1 〜都会の中の生物多様性を探す小さな旅

 晴れわたった土曜日、“Bセンス散歩―世田谷編―”に参加してきました。

 

※『Bセンス』

「生物多様性(Biodiversity、頭文字をとって「B」)を意識して行動を選択していく感性(センス)」

ホームページも是非ご覧ください → http://bsense.jp/index.html

 

東急世田谷線の三軒茶屋駅に午前10時に集合し、コースマップやBセンスチェックシートなどを受け取ります。可愛い2両仕立ての電車に乗り2つ目の駅 若林で降りて簡単なブリーフィングのあと出発です。


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コースは、はぼ世田谷線に沿って歩きます。古くからある住宅地で昔ながらの商店街や

神社なども入っています。

ゆっくりと歩きながら、「Bセンスなもの」を見つけながらチェックシートにメモしたり写真を撮ったり。

全体で約3〜4km程のコースです。おそば屋さんで昼食をとった後、途中の山下駅で再び電車に乗り、午後2時半頃に世田谷線の終点下高井戸に着きました。


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(ススキのある家)


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(こんな石碑も)

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(トクサ)


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(トクサで爪を磨く)



市場で買物をしたりして、予定の3時に終了。その後、名物の食堂でコースのふりかえりです。私は全く初めての場所で、声をかけてくださる人に、その土地の古い時代のお話をお聞きしたりと、とても楽しい一日でした。

 

商店街は、小さなお店が人々の生活に各々住み分けをしている為、活気に満ちています。

Bセンスは生物の多様性を身近な生活にどうとり入れていけるかという事もテーマのひとつです。

そんなテーマに合せて、こんな風に多様な小さなお店が軒を並べる商店街が残っていくと生物多様性を大切だと感じるひとつのきっかけになるのではと思います。

 

今回参加した方が「この市場のある商店街にはカミさんは電車で来るんですよ。あの店ではこれを、あそこの店ではあれをとか、店々を回りながら、その日の買物をするんですよ」と話していました。

市場の魚屋の方が「今日は四国のアナゴがいいヨ」とか・・・。

その日の活きの良さや産地まで紹介してくれるので、食材の選択も安心ですネ。

魚は、旬のもので、より近くで獲れたもの、野菜は地元で作られたものが良いなどと、Bセンス度が高いとか低いなどとメモしていきます。

 

〜 つづく 〜

どんなもんじゃ

2010年度

ハウジングアンドコミュニティ財団に

森の学校の活動を助成していただきました。

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その時の報告書が、

ハウジングアンドコミュニティ財団のホームページにアップされました。

デザインは、高知のデザイナー梅原真さんです。

かつお一本釣り「一本釣り・藁焼きたたき」や、「大方町・砂浜美術館」

高知県の森林率84%は日本一「84はちよんPROJECT」で、有名なデザイナーです。

とても素敵な報告書です。

ぜひ、ご覧になってください。

http://www.hc-zaidan.or.jp/publish/josei2010/02.pdf
http://www.hc-zaidan.or.jp/publish/publish_sumai2010.html

先日の柿と葉っぱを観察しました

 
先日収穫した甘柿の実を二つに割ってみました。
 
なんだか可愛い赤ん坊の顔に見えてきました。
 
この柿の種の周りにあるゼリー状のものが子どもの頃から大好きです。
 
葡萄も種のあるのがあまいそうです、柿もそうかもしれません。


 
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今年は、柿の豊作の年でした。2007年もそうでした。
 
その時はまだ青いうちに柿渋として仕込みました。
 
(仕込んだと言っても、ただ細かくして水とともに空き瓶などに入れ

二年ほどの間、暗いところに置いておいただけですが。)


 

 


今でも、お米の紙の防虫、防腐用で使っています。


 
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これは、柿渋の団扇です。
 
埼玉県で今でも柿渋団扇の生産をしている工房があります。
 
そこに取材でお伺いした時にわけていただいたものです。
 
形も大きさも気に入って毎年使っています。



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これも先日拾ってきていた桜の葉です。
 
葉の裏側には植物が呼吸したり、水分を体の外に出す働きで
 
根から水分などを吸い上げる為の気孔という穴がたくさん空いています。
 
又、表側に比べて葉脈が盛り上がっています。
 
これは葉っぱが光合成で作った栄養分を体全体に送り届ける師菅という通路があるからです。


 
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表側には水や栄養分を根から吸い上げて全体に送る導管という通路があります。


 
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少し暗くてわかりにくいですが、葉の付け根のところには「花外蜜腺」の跡が見えます。
 
まだ若葉のころ、甘い蜜をここから出して蟻を呼び寄せ、

葉を食べに来るほかの虫を追い払ってもらいます。
 
春になったら指先でそっと触って、その指を舐めてみてください。
 
へーこんなに甘いんだということが分かります。
 
しかし、その時期にはたくさんのトゲを持った虫もいますのでご用心です。

10倍くらいのルーペがあるとこんな時には便利ですね。

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