宝酒造田んぼの学校の草取り編の本番です


 台風4号の直後で、また時期的にも梅雨の真っ只中のこの日。

なんと、午後からは青空さえも見える良い天気になりました。

みんなで、田んぼに入り稲の周りの泥を手足を使ってかき混ぜます。

そうすることで、酸素をイネの根に送り込むことが出来るのです。

そして、貴重な生きものとの出会いもありました。


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こんな草のサンプルをつくり、田んぼにそのまま埋め込んでも良い草と外に出す草とを

みんなで確認しながらの作業です。


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 田んぼの中も,まわりの畦などにもこの時期ならでは生きものを観察できます。


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こんな、石組みがあるので生きもの達の絶好の棲みかです。


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子ども達も、興味津々,草むらに入っていきます。


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これは、田んぼの中に作った小さな池で見つけたマツモムシです、

背泳ぎのチャンピオンのようにお腹を上にして背泳ぎします。


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横から観察してみます。

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なんとも、不思議ですね。




アメンボはこの池にも田んぼの中にもたくさんいます。

足の先を実体顕微鏡で観察します。なぜ水面に浮くのかの仕組みを学びます。


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これは、モリアオガエルの卵かもしれないですね。ちょうど水の上に卵があります。

よく考えているのですね。


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これは、田んぼの畦にあったシュレーゲルアオガエルの卵です、

今年はもうすぐ田んぼの水が無くなるのを知らないので池のところに移動しました。

その時そっと中をみせてもらいました。

すると5ミリ位の小さなオタマジャクシがいました。


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こんな、小さな命に出会えるのはさすがにこの時期の田んぼならではですね。



ずいぶん時間が経ちましたが5月の連休直前に釧路湿原に出かけました

 

釧路湿原をカヌーで下りながらのフライフィッシングです。

中札内の友人に誘われて初めての経験をさせていただきました。

まだ、湖には所々に厚い氷が残っています。


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水温も例年に比べて低いようです。

アメマスなどが小魚を食べる魚達の活性も上がらないかもしれない、そんな不安がよぎります。

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それでも、釧路湿原の川をカヌーで下るのは初めてです。

期待が膨らみます。
 

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しかし、辺りの風景はまだまだ厳しい冬の世界です。

川の水は冷たく,そして重く感じます。

それでも、魚のいそうなポイントを探したり時々鹿や鳥たちが現れて、

時間が経つのを忘れてしまいます。


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この建物は昔の川の駅だったそうです。



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カヌーを降りて食事です。



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湿地ならではの風景です。



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再び川を下っていきます。



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ついに終点です。



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有難うございました。ガイドの方もまた終点でカヌーを迎えに来ていただいた方にも感謝です。

そして、釧路湿原の偉大な自然に感謝です。

このあたりはアイヌの方々がたくさん住んでいたところです。

辛い歴史がありましたが、この野生の世界が何時までも遺していければと痛感した二日間でした。

最後にこの旅にお誘いいただいた中札内のS.Nさんにありがとうです。



体験田んぼの下見のつづきです

 さて、これは何に見えますか。私もこうしてじっくりと見るのは初めてです。

イヌマキ(犬槙)の雌花です。

袈裟を纏ったお坊さんが合掌しているように見えるのです。

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こちらは、雄花です。雌とは違った株です。

イヌマキは硬くてシロアリにも強いので昔から家の柱に使われてきたそうです。

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このあたりは栗の名産地です。ちょうど花盛りです。たくさんの虫たちがやってきます。



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桜の葉にも誰かの食べた跡があります。


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さあ、だれでしょうか。この子かな。

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それとも、桜の木の下のツワブキの葉にいるこの子かな。


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田んぼの畦道の草の中でミノムシを見つけました。

枯れた草の葉で上手に蓑を作っていますね。これなら、雨でも大丈夫ですね。

本当に小さないきものたちの知恵には関心してしまいます。


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さあ、本番の頃にはどんな生き物に出会えるか楽しみです。







桜の木の下のフキの葉にいました。さあどちらですかね。



宝酒造田んぼの学校の下見に出かけました



本番の草取り編を1週間後に控えた16日の土曜日、

京都府の中央部にある南丹市の体験田んぼに出かけました。



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4月に植えた苗が元気に育っています。

心配した田んぼの中の草も何故か少ないようです。でもまだ安心は出来ません。

気温が上がるこれからどんどん出てくるのでしょう。

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畦にクリーム色の泡の塊を見つけました。

シュレーゲルアオガエルの卵塊です。昨年は美しい声しか聞けませんでした。

もう少しするとここからオタマジャクシが出てきて田んぼの水に飛び込んでいきます。

運良く親も見つけることが出来ました。とがった鼻と金色のようなまぶたが特徴です。

泣き声もキリリーカラララーと美しい声です。

このためか水田の貴公子とも呼ばれています。

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今年から冬の間も水を貯めておける小さい池を田んぼの隅に作りました。

これから、いろんな生きものが棲みついてくれると思います。楽しみです。

早速、いました。マツモムシの仲間です。背泳ぎが得意です。

画面の真ん中辺りの沈んだ木の棒のすぐ左に見えます。


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フタバカゲロウの幼虫でしょうか。

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こんな小さな貝も、巻貝の仲間の赤ちゃんでしょうか。。。。



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蜘蛛の仲間も



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畦のそばの草むらにニホンアマガエルの赤ちゃんがいました。カメラを近づけると。

急いで草の葉を伝って地面に向かいました。

しかし、途中でくるりと1回転してしまいました。

それからは、なんとも可愛いほどに及び腰で進みます。


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最後は私の手にとびのってくれました。可愛いでしょう。

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つづく 



庭が華やかになりました




 ユキノシタの白い花とムラサキカタバミのピンクの花が庭の隅で咲き始めました。



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 ドクダミも 

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 アジサイも

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 そして、ユスラウメ(桜桃)も鈴なりに赤い実をつけました。

 故郷の四国でも庭に植えていました。

 幼い頃から親しんできた果物です。

 ほんのりとした甘酸っぱさが子どもの頃の記憶をよび覚まします。

 赤い実の中に何個か白くて可愛い実も混じっています。

 早速、いただきました。また、来年も宜しくです。

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