手賀沼田んぼの教室 その2(自然かんさつ―生き物)

 次は、自然かんさつです。

テーマは「田んぼの中のいのちのつながり」

田んぼの中にはどんなつながりがあるのかな?




田んぼの中の生き物で実際にいのちのピラミッドをつくることで、

「田んぼの中のいのちのつながり」を体験する授業です。

千葉県自然観察指導員協議会のみなさんが自然かんさつのガイド役です。


手賀沼田んぼの教室は、田植えのあと農薬を使っていません。

そのため、たくさんの植物がイネに負けないぐらいに育っています。




「こんな背の高いツユクサ見たことなーい」と言ってしまうほど。


草がたくさんあるということは、虫たちもたくさんいます。

最初は「虫なんて、アリエナイ」といっていた女の子たち。

バッタやコオロギ…田んぼに一歩踏み込めば、たくさんの虫がピョンピョン跳ねます。



「キャー!キャー!!」と叫びながらも、「取ってー!早くー!!」と

わいわい楽しみながら、いつの間にか必死に虫を捕っていました。




ケースに入れて、じっくりルーペで観察してみます。

                                                                  
                                                                             〜つづく〜                                    (ちと 記)        



手賀沼田んぼの教室 その1(稲刈りたいけん)

二松學舍大学付属柏中学校と森の学校との共催で始まった

「手賀沼田んぼの教室」のお米が順調に育ち、

9月15日(土)に稲刈りをしました。

まだまだ残暑が厳しいので、帽子をかぶって、

しっかりと水分補給しながら、67名で田んぼでの最後の授業です。



この教室では、「田んぼの中のいのちのつながり」を学ぶことが目的です。

今回の稲刈りたいけんでは、「イネが実るためのいのちのつながり」をテーマに、

自然かんさつでは、「田んぼの中のいのちのつながり」をテーマに学んでいきます。



うまく刈れるかな・・・?刈ったあとは、稲をじっくり観察します。



茎の数は何本あるのかな?




粒はだいたい70〜80粒ほど。多くて100粒ありました。

種子の消毒や苗になるまでを除き、植えたあとは、農薬を使わないで育てました。

お米一粒一粒が種子であることもみんなで実感しました。

私たちは、子孫を残すための種子を毎日たべています。

一粒のお米が、実は命のもととなる種子。

この種子を食べることで、私たちは生きています。

イネを刈ったあとの切り株や根っこは、

土の中で小さな生きものの働きで分解され、再び翌年のイネの栄養となります。

こうしてまた、私たちは、美味しいお米を食べることができます。
              
                              〜つづく〜
                              (ちと 記)

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