森の学校には、とても広い校庭があります。
小高い丘の上たつ校舎のまわりを、
ぐるりと360度見回しても、森の学校以外の建物はありません。
緑に囲まれた校舎は、校庭を更に広く感じさせます。。
緑の中にたたずむ木造校舎は、親近感と一種の荘厳さも感じます。
森の学校に着いて、
始めて森の学校を見る子どもたちの第一声はいつも
「すご〜い!!」
---------------
キッズキャンプの時、
校舎内で、入学式を終え、
子どもたちが、校庭の広さを見てムズムズしていたので、
急遽、スケジュールを変え
「校庭であそぼうか!」
と声をかけたところ、
「やったー !(↗)」
「えー!(↘) 」
同時に、テンションが違う、ふた通りの声が響きます。
ビューンと、校庭に飛び出す子ども (↗)
「疲れる。やだー」と、校舎の入口に座り込む子ども (↘)
はっきりと、ふたつに分かれました。
前者が、栃木県の子ども、後者が東京の子ども
みごとに分かれていました。
気がついたスタッフは、思わず顔を見合わせます。
座っている子どもに声をかけます。
「どうしたの?疲れているの?」
「こんな広い所、走ったら疲れるよ」
「(この広さ)走って遊んだことないの?」
「ないよ」
「じゃ、走っている子どもたちの所へ行ってみたら。
やってみたら大丈夫かもしれないよ」
そして、みんなのリクエストで“こおりオニ大会“開催!
すると、さっきまで座り込んでいた子どもたちが、
みんなと一緒になり、汗まみれになって
広い校庭の端から端まで走り回っています。
そして、こんどは、スタッフを「一緒にやろう!」と誘いこんで
メンバーをどんどん増やしています。
その後はキャンプが終わるまで、
「疲れる」、「やだ」 のネガティブな言葉はなくなり、
「やってみたい」、「すごい」 の言葉に変わりました。
本当に、毎回、子どもが内に秘めている能力には驚かされます。
エネルギー、好奇心、創造力・・・
出せば出すほど、出てきます。
人間性を形成する子どもの時期に、
自分が持っている能力を思いっきり出す機会を持って欲しいと思っています。
「都市農子どもの畑プロジェクト」あと、4日になりました。
(11月29日(土)午後11時)
9月にプロジェクトを立ち上げましたが、
不慣れなためそれまでSNSをやっていなかったことに加え、
収穫の時期とも重なり、みなさまに思いを伝えることができませんでした。
申し訳ありません。
期限が迫ってきましたが、
本事業はぜひとも実現したく、最後までご支援をよろしくお願いいたします。