今日のテーマは「ふゆめかんさつ隊」です。〜ふくるる森のようちえん
寒い冬の間、じっと耐えながら春を待つ植物たちがいます。
しかしただ我慢しているだけではないのです。
それぞれが独自の工夫をして寒さや乾燥から体を守っています。
今日は、そんな工夫を植物から学ぶ1日です。
先ずはかんさつの大切なルールについて。
それは1分間、じっとひとつのものを見続けること。
1分間って思っている以上に長いものです。
じっくりと見続けると、
それまで見えなかったものが、見えてきます。
気づかなかったことに、気がつきます。
(新たな発見)
そうして、沢山の大切なことを学んでいきます。
さあ、10倍ルーペを首に下げて「ふゆめかんさつ隊」出発です!
「こっちにおもしろいのが、あるよ〜!」
おもしろい冬芽を発見した子どもが、
大声をあげて、みんなのところへ走っていきます。
みんなが集まってきました。
「カマキリの手(カマ)みたい」
「ウサギみたい」
「風に吹かれて髪がぶぁーってなっているみたい」
子どもたちは、みぶりてぶりで、冬芽のまねをしています。
じっくりと見ると、冬芽がいろいろなカタチにみえてくるね
カチカチ
モコモコ
フワフワ
トゲトゲ
ゲンコツのようなもの・・・
(この冬芽は、どんなカタチをしているのかな?)
いろいろな冬芽を
子どもたちもお母さんも、食い入るように見ています。
アジサイ、クヌギ、サクラ、ハナミズキなどが楽しくなるような工夫をしています。
観察したものを、忘れないように、白いハンカチにクレヨンで描いていきます。
かまきりや、きつね、うさぎ・・・
いろいろなものに似ているふゆめを見つけたね
冬芽にいろいろな色があるのを発見したね
枝のさきっぽについている冬芽やは大きくて
枝の途中についている冬芽は小さかったね。
枝の左右についている冬芽もあったね
赤いコートを着ている冬芽もあったね
みんなの冬の思い出の出来上がりです。
今日、みんなが発見したふゆめたち
春にはどうなっているかな?
ふくるる森のようちえんは、年間を通して
自然とふれあいながら、自然の不思議を見つめていきます。